【島根 観光地 旅行記】公共交通機関で”世界遺産”石見銀山への行き方と所要時間

島根県にある”世界遺産“「石見銀山(いわみぎんざん)」への行き方と所要時間写真とともに記載します。

車を使わず公共交通機関の電車とバス、レンタサイクルのみで出雲市駅付近のホテルから観光しました。

“世界遺産” 石見銀山への行き方と所要時間

“世界遺産”「石見銀山(いわみぎんざん)」島根県大田市にあります。

2007年世界遺産に登録されたアジアで初めての鉱山遺跡です。

石見銀山が世界遺産に登録された理由が3つあります。

・銀がアジアやヨーロッパ諸国の経済や文化の交流に影響を与えたこと。
・坑道跡や工房など銀生産に関わる遺跡が豊富で状態良く残されていること。
・銀の積出港や街道など鉱山運営の全体像が自然環境と一体となって文化的景観を残し、今に伝えられていること。

島根県の観光サイトより抜粋。
詳しくは島根県の観光サイトをご覧ください。

場所は島根県大田市大森町にあります。山の中です。

“世界遺産” 石見銀山の観光の流れ

出雲市からの石見銀山の観光は下記の流れとしました。

石見銀山の観光の流れ

出雲市駅
 ↓ 電車
大田市駅
 ↓ バス
石見銀山 世界遺産センター」で石見銀山の歴史を学ぶ。
 ↓ バス
大森の街」を散策する。当時の街並みが残っている。
 ↓ レンタサイクル
龍源寺間歩」を見学する。間歩(まぶ)=坑道当時の状態で保存されている。
 ↓ バス
大田市駅
 ↓ 電車
出雲市駅

※この3箇所へ行くとほぼ石見銀山を体感できると思います。

✎龍源寺間歩とは?
「間歩(まぶ)」とは銀を採掘した坑道のことをいいます。

龍源寺間歩」は1715年に開発された坑道で、大久保間歩に次いで長く600mもあります。

観光で見ることができる間歩は、龍源寺間歩大久保間歩2箇所です。

大久保間歩は規模が大きい間歩で、ツアー予約が必要になります。

大久保間歩の予約はこちらから

石見銀山への玄関口であるJR大田市駅からはバスが出ています。

しかしバスは本数が少なく、1時間に1本程度なので事前にある程度スケジュールを決めておくことをおすすめします。

バスの時刻表とバスmapは石見交通map よりご確認ください。

また、バスの会社の石見交通のホームページはこちら

ほぼ下記のルートを通ります。

大田市駅 改札口は南側(山側)の1箇所のみ
大田市駅の改札
駅の目の前にバス停とタクシー乗り場があります。
観光案内図 石見銀山は南側の山の方にあります。
石見銀山へ行くバス停
ゆるキャラ「しまねっこ」の派手なデザインのバス

石見銀山 世界遺産センター

石見銀山 世界遺産センターは山の中にあり、大森の街から少し離れた場所にあります。

一部、有料エリアがあります。

住所

 〒694-0305 島根県大田市大森町 イ1597−3

有料エリア

 大人:310円

 小中学生:150円

 外国人:200円

開館時間

 9:00~17:00( 最終受付 16:30 ) ※3月~11月は30分延長

詳しくは石見銀山世界遺産センター ホームページをご覧ください。

石見銀山 世界遺産センター
山と調和するデザイン
木造の建物がきれい
世界遺産センターの案内図
展示がきれい
木がきれい

石見銀山 世界遺産センターを見学し、石見銀山のことを学んだあとはいよいよ現地へ行きます。

大森代官所跡」というバス停までバスで向かいます。

やはり、ここもバスの本数が少ないです。下記のルートを走ります。

大森代官所跡から龍源寺間歩へ続く道はほぼ一本道で狭く、観光のための一般車両は通行不可です。

そのため、車で石見銀山へ来た人も世界遺産センターへ来て、100台ほどある駐車場に車を止めて大森の街へ向かいます。

大森の街並み

大森代官所跡」というバス停を降りたらすぐにレンタサイクル屋さんがあります。

元々はガソリンスタンドだった場所を使っています。

山登りのため余程自信がある人以外は「電動アシスト」は必須です。

レンタサイクル河村

住所

 〒694-0305 島根県大田市大森町ハ44

料金

 2時間までで700円。延長は30分までで200円です。

営業時間 

 8:30~17:00(12月~2月は16:30まで)

※最新情報や詳細はレンタサイクル河村ホームページをご覧ください。

大森代官所から龍源寺間歩までは下記map通りでほぼ一本道です。

しかし高低差100mほどあり山登りです。距離は3km程度あります。

レンタサイクル河村 ガソリンスタンド跡
レンタサイクルとバス停の位置関係
奥に見えるのが「大森代官所跡」バス停

ここから山登りスタート。
川が良い感じ
この道を登っていくと龍源寺間歩に着きます。
観光のための一般車両は通行できません。
石見銀山 大森郵便局 周囲と調和したデザイン
古い街並みが良い雰囲気
良い雰囲気の街並み。
レンタサイクルだと自由に止まって写真が撮れます。
昼食はCafe住留で食べました。
ハンバーグハヤシプレート 1,200円
ハンバーグが柔らかく、サラダもあって満足なランチ

昼食は意外と閉まっているお店が多数あり、一時昼食難民になりかけました。

田舎独特かもしれませんが、貸し切りや臨時休業が多く、ネットの情報とは違う場合が多いです。

事前に電話で確認した方が良いかもしれません。

龍源寺間歩

一本道を登っていくと龍源寺間歩の駐輪場に着きます。

龍源寺間歩は徒歩で、一方通行の道を進みます。

龍源寺間歩の駐輪場
まっすぐ行くと入口、左が出口からの帰り道
駐輪場から徒歩5分程度で
チケット売り場の建物に着きます。
龍源寺間歩のチケット売り場
龍源寺間歩の入口
間歩(坑道)の中を歩きます。

人の手で掘った跡があります。
狭いところにも掘り進んだ跡が多数残っています。
この先は行けませんが、
さらに奥まで掘り進んだ跡があります。
見学できる部分の突き当りで
出口へ向かう通路があります。
龍源寺間歩の出口
所要時間は10~15分程度でした。
帰りはレンタサイクルを返してすぐ近くに、
大森代官所跡のバス停があるので便利でした。
大田市駅はローカルな駅で良い雰囲気
スーパーおき
この区間は電化しておらずディーゼル
日本海が最高にきれいでした
出雲市駅までは特急を使うと快適でした

“世界遺産” 石見銀山散策のタイムスケジュールと交通費

スケジュール

10:19 出雲市駅
 ↓ 電車 JR山陰本線  40分程度 IC不可
11:00 大田市駅着
 ↓ バス待ち
11:32 大田市駅発
 ↓ バス 30分程度 現金のみ(乗客は8人でした。)
12:05 世界遺産センター着
 ↓ 世界遺産センタ散策
12:53 世界遺産センター発
 ↓ バス 7分程度 現金のみ
13:00 大森代官所跡着
 ↓ 徒歩
13:05 レンタサイクル借りる 現金のみ
 ↓ 大森の街並み散策昼食龍源寺間歩
14:50 レンタサイクル返却
 ↓ 徒歩
14:53 大森代官所跡
 ↓ バス 30分程度 現金のみ
15:19 大田市駅着
 ↓ 電車待ち
15:58 太田市駅発
 ↓ 電車 JR山陰本線  20分程度 IC不可
 ↓    スーパーおき4号(自由席の乗客は20人程度でした。)
16:20 出雲市駅着

※JR・バスどちらも交通系IC(SUICAなど)使用不可現金が必要です。
 JRはクレジットカード使えます

交通費と見学チケット 合計 5,000円
交通費:4,280円 チケット:720円

電車 出雲市 → 大田市 590円

バス 大田市駅 → 石見銀山世界遺産センター 760円

見学 石見銀山世界遺産センター 310円

バス 石見銀山世界遺産センター → 大森代官所跡 240円

レンタサイクル 2時間 700円

見学 龍源治間歩 410円

バス 大森代官所跡 → 大田市 640円

電車 大田市駅 → 出雲市駅 特急使用 1350円 (自由席760円+乗車券590円)

使用したmapは下記2つ

・バスの時刻表と地図です。

 石見銀山バスmap

・大森の街、龍源寺間歩までのお店などの地図

 石見銀山みてあるきマップ(散策地図)

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※2022年10月の情報です。最新情報はご確認ください。

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