JR特急「くろしお」の乗車記です。
アドベンチャーワールドとコラボしたジャイアントパンダなどがラッピングされた電車「パンダくろしお」は、1日数本走っています。電車の正面や座席のカバーなどもパンダがデザインされていて、かわいらしいです。
紀伊勝浦駅から、串本駅、白浜駅、紀伊田辺駅、和歌山駅を通り新大阪駅まで行きます。
今回は「くろしお 30号」で和歌山県の紀伊勝浦駅から新大阪駅まで、ネット予約のJTB宿泊ツアーから購入して乗りました。
「特急くろしお」は、下記の地図のルートを通ります。
JR京都線(京都駅~新大阪駅間)
大阪環状線(新大阪駅~天王寺駅間)
阪和線(天王寺駅~和歌山駅間)
きのくに線(和歌山駅~新宮駅間)
JR特急”くろしお”のきっぷ購入方法・金額比較
ネット予約システムの「JRおでかけネット【e5489】」を使って調べると下記の4種類があります。
下記は通常期(金・土・日曜日)にて記載。
閑散期(月~木曜日)は特急券が-200円。
繁忙期(大型連休)は特急券が+200円。
「各シーズンの指定席特急券料金」についてはこちら。
【通常のきっぷ】 計 7,020円
(特急券 2,510円+乗車券 4,510円)
【チケットレス特急券】 計 6,820円
(特急券 2,310円+乗車券 4,510円)
【WEB早得7】(変更不可)計 6,300円
特急券 + 乗車券 セット
【WEB早得14】(変更不可)計 5,600円
特急券 + 乗車券 セット
※全席指定席のみ、自由席の設定なし。
※女性専用の指定席があります。
※e5489のカード会員以外です。
J-WESTカード(年会費1,100~12,100円)をもっている方は別途安くなる方法あります。
※2023年2月の情報です。
予定が早く決まり変更がなければ「web早得14」が安くおすすめです。
「通常のきっぷ」と「チケットレス特急券」はほぼ大差ありません。(200円の差額)
今回の宿泊は「白浜古賀の井リゾート&スパ」というホテルを利用しました。
JTBのツアー(添乗員無し)を調べたところ、行き帰りの切符と宿泊合わせて一人20,800円でした。
ツアーの場合は切符と宿泊を別々で取るよりも一人あたり6,700円も安くなりました。
また、くろしおは時間の選択、区間の変更、座席の指定、普通車とグリーン車などを選択することができます。
区間の変更とは、例えば、帰りの出発駅を白浜駅ではなく、紀伊勝浦駅に+800円で変更することができます。
グリーン車への変更は+1300円で変更することができます。
グリーン車は通常+4000円程度かかるため、ツアー付きで変更するとお得です。
なので、白浜→紀伊勝浦へ変更+グリーン車へ変更が+2100円でできます。
結果として今回は、行きは新大阪→白浜の普通席、ホテルは「白浜古賀の井リゾート&スパ」(ツイン・2食付き)、帰りは紀伊勝浦→新大阪のグリーン車を利用しました。一人22,900円でした。
JTBツアーは下記から予約できます。
トップページ右上の「三」マークを押す→国内旅行→新幹線・JR+ホテル旅館ツアーページ→目的地:白浜から詳細入力へ進んでください。
きっぷの受け取りは、JR西日本の指定席券売機で発券します。
「旅行会社で予約されたきっぷの受取」を押して、申込み時に受領する「QRコード」をかざすだけで、すぐに発券できました。
新大阪駅の券売機にて発券。往復の2枚分。
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乗車した「特急くろしお 30号」の停車駅は下記でした。
特急 くろしお 30号
「パンダくろしお」で運転
15:21発 → 19:20着 (乗車3時間59分) 261.9km
紀伊勝浦駅
15:21発
↓
15:28着
太地
15:28発
↓
15:47着
古座
15:49発
↓
15:57着
串本
15:57発
↓
16:29着
周参見
16:29発
↓
16:50着
白浜
16:56発
↓ ここまで単線
17:06着
紀伊田辺
17:08発
↓ ここから複線
17:37着
御坊
17:37発
↓
18:09着
海南
18:09発
↓
18:18着
和歌山
18:20発
↓
18:37着
日根野
18:38発
↓
19:02着
天王寺
19:04発
↓
19:20着
新大阪駅
※2023年2月の情報です。
JR特急”くろしお”乗車・写真・窓枠
今回の「特急くろしお 30号」は6両編成の「パンダくろしお」287系でした。
1号車の前半分がグリーン席、後ろ半分が普通席、2~6号車は普通席のみです。
基本は座席2列分でガラス1枚の窓です。
・偶数席が窓枠に邪魔されません。
※車両端部は座席1列でガラス1枚の窓の箇所があります。
・奇数席が窓枠に邪魔されません。
※車両端部は座席1列でガラス1枚の窓の箇所があります。
A・B席が東側・山側。C・D席が西側・海側。
287系のグリーン車はA・B席が2人席、通路を挟んだC席が1人席になっています。
海がよく見えるC・D席がおすすめです。
今回は287系のグリーン車を2人で利用したかったため、A・B席を利用しました。
※2023年2月の情報です。
片道約4時間の長旅を楽しめました!
注意点は車内販売がありませんので、飲食の準備が必要です。
白浜までは山とトンネルが多いところや、海が見える景色の良いところを走ります。
スピードも100km/hを超えない程度でゆっくり走るため、心地良い揺れを感じます。
グリーン車の乗車率は、白浜までは1~2人程度、白浜以降は5割程度で混まずに快適でした。
大阪駅の地下切り替え前に乗ったので、地上の貨物線を走りました。大阪駅付近の踏切で写真撮影される方を多く見かけました。
JR大阪駅の地下駅「うめきた地下ホーム」(2023年3月18日開業)ができたら、またぜひ乗りたいと思います。
JTBツアーは下記から予約できます。
トップページ右上の「三」マークを押す→国内旅行→新幹線・JR+ホテル旅館ツアーページ→目的地:白浜から詳細入力へ進んでください。
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