JR特急「にちりんシーガイア」の乗車記です。
1日に1往復走っています。
福岡県の博多駅から大分県の大分駅を通り、宮崎県の宮崎空港まで行きます。
同じルートを走るJR特急があります。
博多駅から大分駅までは「ソニック」が1時間に2本程度。
大分駅から宮崎空港駅まで「にちりん」が1時間に1本程度。
しかし、直通する「にちりんシーガイア」は1日に1本のみ走っています。
今回はその1本である「にちりんシーガイア5号」にて、福岡県の博多駅から宮崎県の宮崎空港駅までをみどりの窓口できっぷを買い乗りました。
昼行の特急では日本一長い距離を走ります。
下記地図のルートを通ります。鹿児島本線・日豊本線
上記は博多駅~宮崎空港駅までの地図。
赤い線のルートを通ります。
青マークは博多駅、緑:小倉駅、紫:大分駅。赤マークは宮崎空港駅
九州全体の1/3程度を走ります。
この記事でわかること
JR特急”にちりんシーガイア”のきっぷ購入方法・金額比較
JR九州のネット予約システムを使って調べると下記の3種類があります。
下記は通常期にて記載。閑散期は特急券が-200円。繁忙期は特急券が+200円です。
※閑散期は主に月曜~木曜日(月による)。通常期は金、土、日曜日。繁忙期(大型連休)
・通常のきっぷ(指定席)
10,630円 特急券 3,130円 乗車券 7,500円
・グリーン車(指定席)
12,670円 特急券 5,170円 乗車券 7,500円
・自由席
10,100円 特急券 2,600円 乗車券 7,500円
※2023年1月の情報です。最新情報はご確認ください。
最新情報・詳細は下記のホームページよりご確認ください。
閑散期・通常期・繁忙期の最新情報は下記のホームページよりご確認ください。
にちりんシーガイア5号は787系にて運行でした。
787系といえばグリーン車の料金でDXグリーンという広くて快適な席と、個室があることで有名です。
DXグリーン席は3席のみで、個室は1室のみです。
個室は2名以上の利用とのことで1人の場合は2人分の料金が必要なようです。
1ヶ月以上前からにちりんシーガイアに乗る旅行計画をしていたものの予約をするのを忘れており、2週間前に予約を見たときに既に予約がいっぱいでした・・・。しかも乗る日が土曜でした。
グリーン車の窓側の海側(A席)も予約でいっぱいでした。
1号車がグリーン車、2号車が指定席、3~6号車が自由席の6両編成。
787系の3号車にはコンパートメント席(4人が向かい合って座れる席・ドアのない個室)と、昔はビュッフェとして使用していたスペースを改造してビュッフェをなくしたことによりシートとシートの間が広くなった席があります。
自由席でも十分楽しめそうで、博多駅は始発駅なので今回は自由席で行くことに決めました。
博多駅に行く用事があったため、みどりの窓口できっぷを購入しました。
JR特急”にちりんシーガイア”の停車駅と時間
乗車した特急にちりんシーガイア5号の停車駅は下記でした。
特急 にちりんシーガイア 5号
7:31発→13:19着 (乗車5時間48分) 413.1km
博多駅
07:31発
↓
07:34着
吉塚
07:34発
↓
07:41着
香椎
07:42発
↓
08:00着
赤間
08:01発
↓
08:15着
折尾
08:15発
↓
08:20着
黒崎
08:20発
↓
08:31着
小倉 ※スイッチバック(方向転換)します。
08:34発
↓
08:50着
行橋
08:51発
↓
09:08着
中津
09:09発
↓
09:36着
杵築
09:37発
↓ 海が見えます。
09:52着
別府
09:52発
↓
10:03着
大分
10:08発
↓
10:15着
鶴崎
10:15発
↓
10:37着
臼杵
10:38発
↓
10:46着
津久見
10:47発
↓
11:04着
佐伯
11:06発
↓
12:07着
延岡
12:08発
↓
12:12着
南延岡
12:12発
↓
12:24着
日向市
12:25発
↓
12:48着
高鍋
12:49発
↓
12:57着
佐土原
12:58発
↓
13:07着
宮崎
13:10発
↓
13:13着
南宮崎
13:15発
↓
13:19着
宮崎空港駅
※2023年2月の情報です。
JR特急”にちりんシーガイア”乗車・写真・窓枠
自由席の3号車にて、空いていたためコンパートメント席の8番、A~D席を選びました。
787系は座席1列分でガラス1枚の窓です。
にちりんシーガイア5号の宮崎空港方面の場合、コンパートメント席以外は日豊本線でA席が東側・海側。C・D席が西側・山側です。
太平洋が見えるので、A席の東側がおすすめです。
※2023年2月の情報です。
ガラスが良いデザイン
車内販売もありません。
種類が多くて大満
1977年から実験されたそうですが、現在はソーラーパネルが多数設置されています。
ホームの幅が狭いです。
昼行の特急では日本一長い距離を走り、6時間弱の長旅を楽しめました!
注意点は車内販売がありませんので、飲食の準備をして持ち込むことです。
小倉駅ではスイッチバックがありました。車内アナウンスが入ります。
山越えがあったり、海沿いを走ったり、広々とした田んぼや畑の中を走ったりと、いろいろな景色が見られて乗り応えのある特急にちりんシーガイア。
小倉駅から別府駅、大分駅あたりでは、人の乗り降りがあるもののほぼ空いていました。
6時間弱を通して乗る人はあまりいないようでした。
逆ルートのにちりんシーガイア14号は夕方から夜にかけてなので景色があまり楽しめないと思われますが、宮崎空港駅から博多駅までの今回とは逆のルートで次は乗りたいと思います。
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