【乗り鉄旅 乗車記】サンライズ出雲 部屋写真 きっぷ予約(=寝台特急:ほぼホテル)

寝台特急「サンライズ出雲」ネットで予約して乗車したので部屋の写真とともに記載します。

2022年時点、毎日運転している夜行寝台特急があります。
東京駅~出雲市駅・高松駅を走る「サンライズ出雲・瀬戸」です。

出雲、高松は飛行機や新幹線で行くと楽で、早く、安く行けますが、寝台特急に乗るという経験を一度はしてみたいと思い乗ってみました。

せっかく乗るなら距離が長い方が良いと思い、東京から出雲市へ行く「サンライズ出雲」に乗りました

サンライズ出雲の予約方法

調べてみると3種類予約方法があります。

・「e5489」JR西日本のネット予約
・「みどりの窓口」JRの駅にある
・「ツアー」各旅行会社で申し込む

e5489」JR西日本のネット予約

メリット
 ・ネット検索可能

デメリット
 ・ネット検索が少し使いづらい

「みどりの窓口」JRの駅にある

メリット
 ・予約が確実

デメリット
 ・窓口へ行く必要あり

「ツアー」各旅行会社で申し込む

メリット
 ・1ヶ月以上先の予約で確実

デメリット
 ・1ヶ月以上先の予約のみ
 ・ほとんどのツアーが片道「新幹線+在来線特急やくも」、
  片道「サンライズ出雲」の組み合わせ
 ・ホテルが自由度なく指定が多い
 ・周遊旅行などのカスタマイズ不可

ということで、周遊旅行がしたいのでツアーは選択肢から不採用。

駅にある「みどりの窓口」で予約と購入ができますが、現地へ行く必要があるため、手っ取り早く予約ができる「e5489」のネット予約をしました。

どの日程もほぼ空いていませんでしたが、たまたま2週間後木曜出発に空きがありましたので即予約しました。

サンライズ出雲の部屋タイプと料金

サンライズには部屋タイプと料金が多数あります。

サンライズ出雲の料金は下記です。基本「個室ですが、ノビノビ座席はほぼ雑魚寝です。

部屋タイプ人数料金種別
マーク
料金合計(円)
(1人あたり)
乗車券特急券寝台料金部屋数
A シングル
デラックス
1人用A129,49012,2103,30013,9806
Bシングル
ツイン
1人用B125,11012,2103,3009,6008
Bシングル1人用B123,21012,2103,3007,70080
Bソロ1人用B122,11012,2103,3006,60020
ノビノビ座席
(個室ではない)
1人用16,04012,2103,830028
Bサンライズ
ツイン
2人用B223,21012,2103,3007,7004
部屋タイプと金額表

※シングルツインに補助ベッドを使用する場合は5,500円が別途必要。定員2名。

※ 2人用の個室は、おとな2人分の特急・寝台料金が必要。
(1人で利用する場合も2人分必要。)

※2022年9月の情報です。最新情報はJRおでかけネットホームページよりご確認ください。

新幹線との比較

 新幹線+特急やくもの場合は20,670円です。(指定席利用)

  東京駅 →新幹線→ 岡山駅 →特急やくも→ 出雲市駅

  乗車券 12,210円 + 特急券 8,460円(新幹線 6,990円、特急やくも1,470円)

 ノビノビ座席以外は新幹線と特急の方が安いです。

今回初めて乗るため、個室であればどれでも良いかと思い「B寝台 シングル」を予約しました。

サンライズ出雲の予約後の部屋変更ときっぷ発券

e5489」で実際に予約してみて注意点がわかりました。

「e5489」2つの注意点

細かい部屋タイプ指定ができない
 A寝台、B寝台シングル、B寝台ソロ、ノビノビ座席の4種のみ指定可能。
 座席(部屋)番号指定不可

②関東だと東京駅のみどりの窓口に行ききっぷを受け取る必要あり

部屋の指定はできず、ネットで予約と同時に自動的に決まります
 「B寝台 シングル」は1階、2階、平屋3種類があります。
 日本海側太平洋側指定もできません

 今回の予約では自動的に「B寝台 シングル1階 日本側」の予約となりました。

②きっぷはJR東海みどりの窓口行く必要があり、JR東日本のみどりの窓口での受け取りは不可です。

きっぷ受け取りまでの流れ まとめ

e5489」で予約、確実に部屋確保

 ↓

東京駅のみどりの窓口希望の部屋を指定(部屋の変更)

 ↓

きっぷ購入・発券

JR予約の「10時打ち」という、1ヶ月先の予約という「みどりの窓口」で予約する戦いに参加できる場合は良いですが、会社員などで予定が厳しい人は「e5489」→「東京駅みどりの窓口」が無難かと思います。

✎「10時打ち」とは
 JRのきっぷは、基本的に乗車1か月前の午前10時00分から、全国一斉に発売が開始されます。
 人気のきっぷは10時前に並び、みどりの窓口で10時に買えるように申込むことです。

e5489」で予約したあと、東京駅のみどりの窓口へ行きました。

せっかくなので発券時に変更可能な部屋を探してもらいました。

2階は人気のようで1階のみしかあいておらず、日本海側と太平洋側のどちらも空きがあったので、太平洋側に変更してもらいました。

B寝台シングルは6種

①20番台奇数
 2階の太平洋側

②1,11,13番
 平屋(車輪の部分)の太平洋側 

③20番台偶数

 2階の日本海側

④12,14番
 平屋(車輪の部分)の日本海側

⑤2,4,6,8,10番
 1階の太平洋側

⑥3,5,7,9番
 1階の日本海側

※もし全て空いていたら個人的にはおすすめは①~⑥の順かと思います。

部屋マップ

下記、JRホームページより部屋のマップです。

下記の車両マップ上の段が2階下の段が1階です。

ほとんどが2階建て車両

下記の車両平面図左側が出雲市・高松方面右側が東京方面です。
上側が日本海側下側が太平洋側です。

サンライズ出雲の停車駅と時刻

停車駅は意外と多数あります

途中から乗る方や降りる方がいるのかもしれません。

21:50発→09:58着 (乗車12時間8分) 953.6km

東京駅
 21:50発

  ↓

 22:14着
横浜
 22:15発

  ↓

 23:21着
熱海
 23:23発

  ↓

 23:38着
沼津
 23:39発

  ↓

 23:52着
富士
 23:53発

  ↓

 0:18着
静岡
 0:20発

  ↓

 1:11着
浜松
 1:12発

  ↓

  ↓

  ↓

 5:25着
姫路
 5:26発

  ↓

 6:27着
岡山
 6:34発

  ↓

 6:46着
倉敷
 6:47発

  ↓

 7:14着
備中高梁
 7:14発

  ↓

 7:43着
新見
 7:44発

  ↓

 9:03着
米子
 9:05発

  ↓

 9:13着
安来
 9:14発

  ↓

 9:29着
松江
 9:31発

  ↓

 9:45着
宍道
 9:46発

  ↓

 9:58着
出雲市駅

※2022年9月の情報です。最新情報はご確認ください。

車内案内放送熱海までで、岡山から車内案内放送が再開します。夜・深夜は案内がなく車内は静かです。

サンライズ出雲の乗車記と部屋の写真

21:50東京駅発です。

サンライズ出雲・瀬戸は14両編成です。

サンライズ出雲7両サンライズ瀬戸7両で、東京駅~岡山駅まで連結して走り、
岡山駅で切り離し、それぞれ出雲瀬戸(高松)へ向かいます。

少し余裕を持って21:15ごろに東京駅に着きました。

サンライズ出雲・瀬戸には車内販売がありません。自動販売機はありますが、食事は持参が必要です。

駅弁屋にて朝食のお弁当を購入しました。駅弁屋は営業時間22時までですが売り切れが多数ありました。

予約したきっぷ 寝台券はサイズが大きくて少し不便…半分に折りたくないし…。
東京駅は東海道線のホーム 9番線から出発

21:25ごろ入線し、準備のため5分程度停車後、ドアが開きました

285系 おしゃれな色とデザイン 見た目と違って意外と古く1998年運用開始
2階建て車両が多数あります
左の東京駅先頭側がサンライズ瀬戸、右の後ろ側のサンライズ出雲
方向幕 LEDではないところが1998年運用開始か

車内の写真 3・10号車 B寝台ソロ シャワー室|自販機コーナー|ラウンジ

サンライズ出雲は10号車にシャワー室があります。
シャワーカードを購入すると、シャワーが浴びることができます。

21:40ごろに行くと既にシャワーカード売り切れでした・・・

シャワー浴びたい人は21:30頃にドアが開いたらすぐシャワーカードの購入をおすすめします。

※A寝台は部屋にシャワーカードがあるようです。

ラウンジ
通路挟んで椅子が4つ、合計8つあり

車内の写真 4・11号車 A寝台・B寝台サンライズツイン

洗面化粧台 鏡にLED

車内の写真 5・12号車 ノビノビ座席

車内の写真 1・2・6・7・8・9・13・14号車 B寝台シングル

車両の平面図
1・2・6・7・8・9・13・14号車
B寝台シングルとシングルツインがあります。

バリアフリートイレは2・9号車にあります。

1階の車窓は窓下端がホームと同じレベルにあります。
ブラインドは遮光なので部屋を真っ暗にできます。

サンライズ出雲の車窓写真 

戸塚駅付近を通過。

途中、ポイント通過音が長く聞こえて、どこかなと寝ながら考えていました。
1回落ち着いたあと、また長く聞こえて起きました。

それはGoogle mapで見てみると名古屋駅でした。2時ごろでした。
名古屋駅から岐阜駅までの30分ほど起き、その後すぐ寝てしまいました。

揺れも思いの外、そんなに気にならず、足が伸ばせて布団も気持ちよく快適でした

意外と寒かったので暖房つけて寝ました

岡山駅到着直前にサンライズ出雲でサンライズが見られました。
岡山駅到着
サンライズ瀬戸と切り離し作業があり、パジャマ姿で切り離し作業を見に行く人が多数いました。
サンライズ
朝食は東京駅で購入した駅弁、おいしかった!
伯備線、高梁川が良い景色が続く
出雲市駅到着!定刻通り
12時間はあっという間に終わり、楽しい旅でした!
GPSロガーアプリ 東京→出雲市は遠い
GPSロガーアプリにて 標高もわかっておもしろい

まとめ

・予約は正直少しめんどくさい乗る価値はあります。

・ネット予約のe5489を使っても部屋指定できないし、東京駅で発券が必要・・・。

ネットで全て完結するシステムだともっと良いと感じた。

・車両がきれいで部屋は個室だったので非常に快適でした!良い経験ができた!

・よく寝れたし、飛行機の国際線エコノミーより足が伸ばせて、横になって寝られるので快適。ほぼホテル。

・寝台なので、日中仕事した後に電車に乗って、次の日は朝から観光できる

・最近増えてきた観光列車や臨時の寝台特急など、経験したいと思った。

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※2022年9月の情報です。

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