建築設計と言っても大きく3種類あります。その3種類について記載します。
この記事でわかること
建築設計の3種類(意匠・構造・設備)
3種類とは、「意匠設計」・「構造設計」・「設備設計」があります。
意匠設計
一般的に設計と聞いてイメージするのは「意匠設計」のことです。
人間の体に例えると、顔や皮膚にあたります。
レイアウトを計画、内外装デザインを選ぶなど、設計に関して全体を統括します。
構造設計
次に「構造設計」です。
人間の体に例えると、骨組みにあたります。
デザインを支えるエンジニアとして柱・梁・床などの設計や計算をします。
多種多様な環境に対応する安全な建物を設計します。
設備設計
最後に「設備設計」です。
人間の体に例えると、臓器にあたります。
建物を使用するために重要なインフラである電気と機械の設備設計をします。
電気・空調・水回りの設備は全て完璧に整備されていないと、上記の意匠・構造の設計がどれほど良くても建物としての価値が下がってしまうため、縁の下の力持ちである重要な存在です。
プロジェクトによっては設備設計をさらに電気担当者と設備担当者に分ける場合があります。
3種類の設計担当者が協力してプロジェクトチームを作り、建物を設計していきます。どの設計も重要な役割があります。
※プロジェクト規模により兼務する場合もありますし、それぞれ設計が複数人で担当分けを行う場合もあります。参考までに。