金沢城公園は石川県金沢市にある観光地です。
車を使わず公共交通機関(バス)と徒歩のみで観光できます。
行き方と所要時間、交通費を記載します。
この記事でわかること
金沢城公園とは
金沢城公園は、金沢城址を含む一帯を整備した公園です。
国の重要文化財(石川門・三十間長屋・鶴丸倉庫)と国史跡(金沢城跡)がある貴重な文化遺産です。
江戸後期の城郭の地割りを基に、史実を尊重して公園を整備。
菱櫓など歴史的建造物の復元が多数行われ、天守閣はありませんが、城郭の雰囲気が感じられて歴史を感じる公園として整備されています。
✎金沢城の歴史とは
金沢城の歴史は、古くは天文15(1546)年に本願寺が金沢御堂を創建したことに始まります。
その後、天正8(1580)年に織田信長の命を受けた佐久間盛政が築城を始め、3年後の天正11(1583)年に前田利家が入城し、明治2(1869)年まで加賀藩前田家14代の居城として金沢城が置かれました。
明治以後、終戦までは陸軍の拠点、その後、平成7年までは金沢大学キャンパスとして利用されてきました。現在、金沢大学は金沢市郊外の角間地区に移転しましたが、この総合移転計画に合わせ、平成3年8月に設置した「金沢大学跡地等利用懇話会」で検討を重ね、平成5年3月に「公園的、文化的利用を基本とする」との提言を受け、金沢城の公園化に向けた動きが始まりました。
平成8年に金沢大学跡地を取得後、基盤整備や休憩施設など公園としての受け皿を整備し、平成13年に都市公園として開園しました。菱櫓や河北門、いもり掘など城郭施設の復元を進め、平成27年には、橋爪門の復元や玉泉院丸庭園の整備を行っています。
※金沢城公園のホームページより抜粋
上記は金沢城公園周辺の地図
①金沢駅
②近江町市場
③尾山神社
④鼠多門(ねずみたもん)
⑤金沢城公園
⑥兼六園
⑦長町武家屋敷跡
金沢城公園への行き方|金沢駅からバスが便利
私のおすすめは尾山神社から鼠多門(ねずみたもん)、鼠多門橋を通るルートです。
金沢駅から2km程度。車で10分弱程度。徒歩で30分程度です。
バスだと7分乗って徒歩8分で合計15分程度です。本数が多いのでバスがおすすめです。
・北陸鉄道路線バス
200円
「南町・尾山神社」バス停から徒歩5分程度
金沢城公園|散策(無料)一部展示は有料あり・写真
金沢城公園の入園料は無料です。(年中無休)
3月1日~10月15日
7:00~18:00 (退園時間)
10月16日~2月末日
8:00~17:00 (退園時間)
菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓(ひしやぐら・ごじゅっけんながや・はしづめもんつづきやぐら)は復元されて展示があります。
大人320円
9:00~16:30 (最終入館16:00)
※詳細は金沢城公園ご利用案内ホームページ参照
上記は金沢城公園の地図。
①鼠多門(ねずみたもん)(スタート地点)
②菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓
(ひしやぐら・ごじゅっけんながや・はしづめもんつづきやぐら)
③三十間長屋(さんじゅっけんながや)
④鶴丸倉庫(つるまるそうこ)
⑤石川門(いしかわもん)(ゴール地点)
赤い線:金沢城公園のおすすめ散策コース。
内部は入れません。
内部は入れません。
兼六園が近い
まとめ|内部展示がわかりやすく公園の散歩は気持ち良い
・菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓の内部の展示はきれいに整備・復元されてわかりやすかった。
・重要文化財が3つ、見ごたえあり。
・三十間長屋と鶴丸倉庫は内部は入れませんが、外観を見ると歴史を感じる建物。
今回のおすすめ散策コースをゆっくり歩いて1時間10分程度でした。
途中はこもれびを感じる散歩道もあり、気持ち良い公園です。
石川橋を渡ると兼六園があります。
公園と庭園、散策すると気持ち良い場所がたくさんあり、金沢は良い所です。
近江町市場(昼食)→ 尾山神社 → 金沢城公園 → 長町武家屋敷跡という流れで散策することをおすすめします。
長町武家屋敷跡は下記の関連記事より別記事にあります。
金沢散策2/3(この記事) 計320円(金沢城内部展示320円)
金沢散策1/3(前回の記事) 計2,500円(バス200円、ジャンボ海老天丼2,300円)
金沢散策1/3+2/3 合計2,820円
金沢散策の別記事3/3へ続く
関連記事|石川・金沢散策・和倉温泉
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