人道の港 敦賀ムゼウム・敦賀赤レンガ・気比の松原は福井県敦賀市にある観光地です。
車を使わず公共交通機関(バス)と徒歩・レンタサイクルのみで観光できます。
行き方と所要時間、交通費を記載します。
この記事でわかること
人道の港 敦賀ムゼウム・敦賀赤レンガ・気比の松原とは
人道の港 敦賀ムゼウム
人道の港 敦賀ムゼウムは資料館です。
敦賀港は1920年代にポーランド孤児、1940年代にユダヤ難民が上陸した日本で唯一の港で、その当時の敦賀の人が受け入れた資料・展示が多数あります。
建物の外観は大正から昭和初期に敦賀港にあった敦賀港駅や税関旅具検査所などの4棟の建物を当時の位置にて復元しています。
敦賀湾に面した金ヶ崎緑地(公園)の近くにあります。
敦賀ムゼウム:〒914-0072 福井県敦賀市金ケ崎町23−1
✎人道の港 敦賀ムゼウムとは
ムゼウムとはポーランド語で「資料館」という意味があります。
本州の日本海側沿岸のほぼ中央に位置する福井県敦賀市は、天然の良港・敦賀港を擁し、古くから大陸との交流拠点として栄えてきました。
明治から昭和初期にかけて、敦賀港はシベリア鉄道を経由してヨーロッパ各都市と日本を結ぶ国際港としての役割を担いました。国際港として発展した敦賀港は、1920年代にロシア革命の動乱によりシベリアで家族を失ったポーランド孤児が、1940年代には杉原千畝氏の発給した「命のビザ」を携えたユダヤ難民が上陸した日本で唯一の港であり、当時のまちのひとたちが彼らを温かく迎え入れた「人道の港」としての歴史があります。
これらの歴史を後世に伝える資料館として、平成20(2008)年3月にオープン。
※人道の港 敦賀ムゼウムのホームページより抜粋
敦賀赤レンガ
敦賀赤レンガは、石油貯蔵用の倉庫をリノベーションした複合施設です。ジオラマとレストランがあります。
敦賀赤レンガ倉庫:〒914-0072 福井県敦賀市金ケ崎町4−1
✎敦賀赤レンガ倉庫とは
外国人技師の設計によって1905年に石油貯蔵用の倉庫として建設され、途中、軍の備品倉庫や昆布貯蔵庫としても使用された福井県内でも有数のレンガ建築物です。
2009年1月には、北棟・南棟・煉瓦塀が国の登録有形文化財に登録されました。
この港町敦賀のシンボルである『敦賀赤レンガ倉庫』が2015年10月に、北棟が鉄道と港の『ジオラマ館』、南棟が赤レンガ空間を楽しみながら食事ができる『レストラン館』として、生まれ変わりました。オープンガーデンと合わせて、鉄道と港の町敦賀の観光コア施設として、市内の様々な施設と結びつき、敦賀の魅力を提供しています。
「敦賀の最盛期(明治後期~昭和初期)の街並みを再現して史実とエンターテインメント性を両立させた鉄道と港のジオラマ」、「敦賀ならではの魅力を兼ね備えたレストラン」を備え、港の風と緑を感じながら、ゆったりとした時間を楽しむことができます。
※敦賀赤レンガ倉庫のホームページより抜粋
気比の松原
気比の松原は、赤松、黒松が生い茂る国の名勝地です。
三保の松原(静岡県)・虹の松原(佐賀県)と並ぶ日本三大松原の一つ。
海、山、歩道と松があり落ち着く場所です。ウォーキングコースがあります。
気比の松原:〒914-0801 福井県敦賀市松島町33
✎気比の松原とは
長さ約1km・広さ約34万m²という広大さと、白砂青松のコントラストが印象的な松原。赤松、黒松が生い茂る国の名勝地です。三保の松原(静岡県)・虹の松原(佐賀県)と並ぶ日本三大松原の一つで、海水浴場として開放される夏場は、京阪神や中京方面から多数の海水浴客でにぎわいます。また、遊歩道も整備されているためウォーキングにも最適で市民の憩いの場となっています
※気比の松原のホームページより抜粋
下記は敦賀駅・人道の港 敦賀ムゼウム・敦賀赤レンガ・気比の松原周辺の地図
赤マーク:気比の松原
青マーク:人道の港 敦賀ムゼウム・敦賀赤レンガ
赤レストランマーク:麺匠かぐや(ラーメン屋)
青電車マーク:敦賀駅
赤い線:人道の港 敦賀ムゼウム・敦賀赤レンガ・麺匠かぐや・気比の松原までのサイクリングコース
青い線:敦賀駅から氣比神宮、敦賀市立博物館、敦賀倉庫を通り、きらめきみなと館、旧敦賀港駅舎までの散策コース
緑の線:気比の松原から敦賀駅までのサイクリングコース
人道の港 敦賀ムゼウム・敦賀赤レンガ・気比の松原への行き方|バス・レンタサイクルが便利
人道の港 敦賀ムゼウム・敦賀赤レンガ
敦賀駅から2km程度。車で10分程度。徒歩で40分程度です。
「ぐるっと敦賀周遊バス」
200円、乗車8分
「金ヶ崎緑地」下車、ムゼウムまで徒歩6分程度。
「赤レンガ倉庫」下車 すぐ赤レンガ倉庫。
「敦賀市コミュニティバス松原線」
200円、乗車8分
「金ヶ崎緑地」下車 徒歩8分程度
気比の松原
敦賀駅から3.2km程度。車で10分程度。徒歩で40分程度です。
「コミュニティバス・松原線」
200円、乗車12~18分程度
「気比の松原」下車 徒歩8分程度
「ぐるっと敦賀周遊バス」
200円、乗車15分程度
「松原海岸」下車 徒歩8分程度
レンタサイクル
敦賀はレンタサイクルポートが多数あります。
バスの本数が少なく、バスの時間が合わないときは大変便利です。
今回は敦賀赤レンガから昼食のラーメン屋さんと気比の松原まで行き、敦賀駅に帰る予定でした。
バスを使うと時間が合わないため、レンタサイクルを利用してみました。
アプリのインストールとクレジットカードの登録は必要です。
アプリに記載されている通りの手順ですぐに自転車を借りて返すことができます。
天気が良ければレンタサイクルをおすすめします。
※詳細はレンタサイクルのホームページ参照
人道の港 敦賀ムゼウム・敦賀赤レンガ・気比の松原|散策
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
令和4年4月から12月までの土・日・祝は19:00閉館(入館は18:30まで)
休館日:水曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始。
※その他館内メンテナンス等の都合により休館あり
入館料:500円/人(クレジットカード・QR・交通系IC使えます)
※詳細は人道の港 敦賀ムゼウムのホームページ参照
開館時間:9:30 ~ 22:00。北棟(ジオラマ館):9:30 ~ 17:30 (最終入館は17:00)
休館日:水曜日(祝日の場合その翌日)、12月30日から翌年1月2日まで
入館料(北棟(ジオラマ館)):1人400円 小学生以下1人200円
※北棟(ジオラマ館)にて模型運転体験:1台につき1回当たり100円(3分間)
※詳細は敦賀赤レンガのホームページ参照
歴史あり
敦賀赤レンガにはレンタサイクルポートがあります。
今回は気比の松原とラーメン屋さんに行くために、レンタサイクルを利用しました。
とんこつ塩ラーメンとチャーハン980円
夏は混むようです
人道の港 敦賀ムゼウム・敦賀赤レンガ方面
レンタサイクルは敦賀駅前にあるポートに返却できました。
敦賀駅からは特急サンダーバードの合う時間と指定席の空きがなかったので、始発の新快速の姫路行きで2時間程度かけて大阪へ帰ることにしました。
敦賀から姫路は3時間13分で224.8km走る
特急しらさぎ、特急サンダーバードの方が多い
無料バスがあります。詳細はホームページ参照
金・土・祝前日:午前10~午後0時(最終受付午後11時)
平日:¥1,650-、土日祝:¥1,850-
琵琶湖に面して気持ち良いスーパー銭湯
比叡山坂本駅から45分程度かけて大阪駅に着きました。
まとめ|海外とのつながりのある港町・松原は癒しスポット
・港町は歴史があるということを再認識できた。
・ポーランド人、ユダヤ人福井県敦賀市の方々とつながりがあった。
・旧敦賀港駅舎が当時あった場所に敦賀ムゼアムが建ち、建物の裏には線路跡が残っており、赤レンガ倉庫はリノベーションして利用。歴史あり。
・気比の松原は気持ちの良い癒しスポット。
海風にあたり敦賀湾を見ているだけで気持ち良く、松原の間を抜けるときも気持ち良かったです。
敦賀は大阪・京都から特急サンダーバードや新快速でアクセスが良いため、良い観光地だと感じました。
今回のおすすめ散策コースは歩いて、レンタサイクルに乗って見て食べて2時間30分程度でした。
おまけに敦賀からの帰り道でおごと温泉駅で降りて「スパリゾート雄琴あがりゃんせ」で温泉入って帰りました。
琵琶湖に面した露天風呂は気持ち良かったです。
北陸新幹線は金沢から敦賀まで2024年春開業予定ですので、今後敦賀の観光客が増える?かもしれません。
開業前に今回食べていない敦賀の海鮮を食べに行きたいと思います。
敦賀駅 → 氣比神宮 → 敦賀市立博物館 → きらめきみなと館 → 旧敦賀港駅舎 → 人道の港 敦賀ムゼウム → 敦賀赤レンガ倉庫→(昼食)→ 気比の松原という流れでまわると、半日で十分敦賀を散策できますのでおすすめ。
【敦賀 旅行記1/3】
09:36 敦賀駅着(大阪駅8:10発サンダーバード7号より)
10:00 敦賀駅発
↓ 徒歩 20分
10:20 氣比神宮 着
↓ 散策(さらっと見て15分)
10:35 氣比神宮 発
↓ 徒歩10分
10:45 敦賀市立博物館 着
↓ 散策(ゆっく見て 50分)
11:35 敦賀市立博物館 発
↓ 徒歩10分
11:45 敦賀倉庫
↓ 散策(さらっと見て10分)
【敦賀 旅行記 2/3】
11:55 きらめきみなと館 着
↓ 散策(さらっと見て10分)
12:05 きらめきみなと館 発
↓ 徒歩3分
12:08 旧敦賀港駅舎 着
↓ 散策(さらっと見て 15分程度)
【敦賀 旅行記 3/3】
12:25 人道の港 敦賀ムゼウム 着
↓ 散策(じっくり見て45分)
13:10 人道の港 敦賀ムゼウム 発
↓ 徒歩5分程度
13:15 敦賀赤レンガ倉庫 着
↓ 散策(さらっと見て 10分程度)
13:25 敦賀赤レンガ倉庫 発(レンタサイクル借りる)
↓ レンタサイクル15分程度
13:40 麵処かぐや 着
↓ 昼食・休憩35分
14:15 麵処かぐや 発
↓ レンタサイクル10分
14:30 氣比の松原 着
↓ 散策(のんびりして 20分程度)
14:50 氣比の松原 発
↓ レンタサイクル15分
15:05 敦賀駅 着(レンタサイクル返す)
↓ 休憩・待ち
15:23 敦賀駅 発(新快速 姫路行き)
敦賀旅行記1/3(前々回の記事) 計 300円(市立博物館300円)
敦賀旅行記2/3(前回の記事) 計 300円(徒歩のみ0円)
敦賀旅行記3/3(この記事) 計 2,320円(ムゼアム500円、赤レンガ400円、レンタサイクル440円、麺匠かぐや980円)
敦賀旅行記1/3+2/3+3/3 合計2,620円
※敦賀旅行記の別記事は下記にあります。
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